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公演情報 |PROGRAM

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現在公演中の作品と今後公演予定の作品をご紹介いたします。

円生と志ん生

好評前売中!
平和は言葉を作り、「笑」を生む。
戦時中の人生体験は独特の日本の話芸を生んだ。
戦争の苦労はなんのその、
落語三昧に生きた話芸の天才二人の生き様とは?


円生と志ん生、共に「昭和の名人」といわれる域まで芸を作り上げた噺家。
リズムとテンポで軽妙な芸を得意とする兄弟子の志ん生と
心に沁みる人情話を得意とした円生。
性格の違う二人は戦時中の大連巡業から、戦後の生き方まで常に一緒、
笑いとともにその奇想天外な行状行脚が史実をもとに展開する、命を懸けた珍道中。
戦争という時代にあって笑いの芸や日本人の心の情感を忘れなかった二人の修業は、
それを忘れている私たちへの反戦の唄だった。
噺家として日本人の心の話術を打ち出した天才噺家二人の大人気評伝劇が、
新キャストを迎え堂々の上演。

好き嫌いの別や、上手下手のちがいはありましょうが、
はなし家は、たとえ彼がどんなはなし家であれ、
その一人一人が<光>なのです。
どんな名人も、一人では名人かどうかわからない。
どんな上手も彼一人では、ほんとうに上手かわからない。
上手と下手が、古典と新作がたがいに光となり影となって、
落語という凄い共同体をつくっている。
――井上ひさし
公演日程・チケット情報

きらめく星座

2017年9月2日(土)前売開始
浅草のレコード店・オデオン堂という"小さな宇宙"で奏でられるのは、
軍歌(軍國歌謡)かジャズ(敵性音楽)、はたまた歌謡曲か?!
時代は刻一刻と暗い方へ向かっていた昭和15年に、
健気にそして陽気に明るく生きようとした
星のようにきらめく庶民たちがいた!!


太陽のように輝くオデオン堂の救世主"ふじ"役で
第22回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞した秋山菜津子をはじめ、
こまつ座第120回の記念公演、そして井上ひさしの私戯曲的作品を、
あの幻のオリジナルキャストで再びの上演。


昭和15年の秋。まもなく整理の対象になっている浅草にある小さなレコード店・オデオン堂。
そこに暮らすのは店主の小笠原信吉と後妻のふじ、長女のみさを、
そして広告文案家の竹田と夜学に通う学生の森本も同居している。
太平洋戦争前夜の軍国主義一色の時代に、無類の音楽好きが集まったオデオン堂。
ある日、長男の正一が脱走兵として「非国民の家」となるも、
みさをが「軍国乙女」となってから一転「美談の家」となる。
戦地で右腕を失ってもなお、骨の髄まで軍国主義の塊である婿・源次郎。
そして逃げ回る正一を追いかける憲兵伍長の権藤を巻き込んでの大騒ぎとなるが...。
それぞれに信じてきたものが壊れていく時代の中で、
「せまいながらも楽しい我が家♪」の歌詞を地でいくオデオン堂と、
時代に巻き込まれながらも幻のようにピカピカひかる人間の儚さと力強さを見事に描き出していきます。

ごく普通の人間のごく普通の生活をキチンと描けば観客が腹をかかえて笑い、ポロポロ涙を流してくださる。
観客の笑いと涙、これは戯曲を書く人間にとって最大、最高の勲章です。
これが昭和庶民伝三部作そもそもの始まりです。
これはいわば私戯曲のようなもの。
戦争の影が日ごとに色濃くなっていた昭和15年、太平洋戦争開戦の前年、
東京・浅草の小さなレコード店に集う人々を通して描いた作品です。
描く時代は決して明るいものではありませんが、
各場にちりばめられた当時の流行歌に載せて描かれた物語は、
涙と笑いに満ち満ちた懐かしい香りのするものなのです
―――井上ひさし
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