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TEL:03-3862-5941

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公演情報 |PROGRAM

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現在公演中の作品と今後公演予定の作品をご紹介いたします。

紙屋町さくらホテル

好評前売中!
楽しいときほど、
その楽しさを無理やり奪われた人たちのことを条件反射みたいに
ふっと思う人間に僕はなりたいし、
そういうのが普通にできるようになったら
絶対に間違わない世の中ができると思う。 ――――― 井上ひさし


昭和20年師走。東京・巣鴨プリズンに「自分はA級戦犯だ」と拘留を求める初老の男がいた。
長谷川清。元台湾総督にして海軍大将、天皇の密使という経歴を持つ男。
応対したのは針生武夫。元陸軍中佐にして、堪能な英語力と戦前の経歴を買われて今やGHQで働いている男。長谷川の願いを退け、追い返そうとする。
二人は7ヶ月前、終戦直前の広島でともに過ごした特別な三日間を思い返すのだった。
その年の5月の広島。
紙屋町さくらホテルでは明後日に迫った特別公演のため、移動演劇隊「さくら隊」の二人の俳優、「新劇の団十郎」こと丸山定夫と宝塚少女歌劇団出身のスター園井恵子が、にわか仕立ての隊員を相手に必死の特訓の真っ最中。
この時代、演劇...とくに「新劇」は表現の自由を決定的に奪われていた。慰問のための集団「移動演劇隊」が国策として組織され、これが丸山らにとって芝居をする唯一の道だった。
「さくら隊」では、アメリカ生まれの日系二世で敵性外国人として監視を受けるホテルの女主人・淳子と、その従妹で共同経営者の正子が一員になったばかり。そこに宿泊客の言語学者・大島、淳子を監視する特高刑事の戸倉、劇団員に応募してきた玲子も加わっている。さらには富山の薬売りに扮して宿を訪れた天皇の密使・長谷川と、そのあとを追うように現れた林と名乗る傷痍軍人(実は針生)も、丸山らにあれこれと理由をつけられ、一緒に芝居をすることになる。
台本は『無法松の一生』。
それぞれの思惑が交錯する中、寄せ集め一座の稽古は抱腹絶倒の笑いを巻き起こしながら進んでゆく――。

『父と暮せば』(戦後命の三部作)に次ぐ
井上ひさしが描いたもう一つの「ヒロシマ」。

2016年、大好評を頂いた本作が、緊急再演決定!
笑いと歌声でつむぐ物語。


公演日程・チケット情報

円生と志ん生

好評前売中!
平和は言葉を作り、「笑」を生む。
戦時中の人生体験は独特の日本の話芸を生んだ。
戦争の苦労はなんのその、
落語三昧に生きた話芸の天才二人の生き様とは?


円生と志ん生、共に「昭和の名人」といわれる域まで芸を作り上げた噺家。
リズムとテンポで軽妙な芸を得意とする兄弟子の志ん生と
心に沁みる人情話を得意とした円生。
性格の違う二人は戦時中の大連巡業から、戦後の生き方まで常に一緒、
笑いとともにその奇想天外な行状行脚が史実をもとに展開する、命を懸けた珍道中。
戦争という時代にあって笑いの芸や日本人の心の情感を忘れなかった二人の修業は、
それを忘れている私たちへの反戦の唄だった。
噺家として日本人の心の話術を打ち出した天才噺家二人の大人気評伝劇が、
新キャストを迎え堂々の上演。

好き嫌いの別や、上手下手のちがいはありましょうが、
はなし家は、たとえ彼がどんなはなし家であれ、
その一人一人が<光>なのです。
どんな名人も、一人では名人かどうかわからない。
どんな上手も彼一人では、ほんとうに上手かわからない。
上手と下手が、古典と新作がたがいに光となり影となって、
落語という凄い共同体をつくっている。
――井上ひさし
公演日程・チケット情報

きらめく星座

2017年9月2日(土)前売開始
浅草のレコード店・オデオン堂という"小さな宇宙"で奏でられるのは、
軍歌(軍國歌謡)かジャズ(敵性音楽)、はたまた歌謡曲か?!
時代は刻一刻と暗い方へ向かっていた昭和15年に、
健気にそして陽気に明るく生きようとした
星のようにきらめく庶民たちがいた!!


太陽のように輝くオデオン堂の救世主"ふじ"役で
第22回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞した秋山菜津子をはじめ、
こまつ座第120回の記念公演、そして井上ひさしの私戯曲的作品を、
あの幻のオリジナルキャストで再びの上演。


昭和15年の秋。まもなく整理の対象になっている浅草にある小さなレコード店・オデオン堂。
そこに暮らすのは店主の小笠原信吉と後妻のふじ、長女のみさを、
そして広告文案家の竹田と夜学に通う学生の森本も同居している。
太平洋戦争前夜の軍国主義一色の時代に、無類の音楽好きが集まったオデオン堂。
ある日、長男の正一が脱走兵として「非国民の家」となるも、
みさをが「軍国乙女」となってから一転「美談の家」となる。
戦地で右腕を失ってもなお、骨の髄まで軍国主義の塊である婿・源次郎。
そして逃げ回る正一を追いかける憲兵伍長の権藤を巻き込んでの大騒ぎとなるが...。
それぞれに信じてきたものが壊れていく時代の中で、
「せまいながらも楽しい我が家♪」の歌詞を地でいくオデオン堂と、
時代に巻き込まれながらも幻のようにピカピカひかる人間の儚さと力強さを見事に描き出していきます。

ごく普通の人間のごく普通の生活をキチンと描けば観客が腹をかかえて笑い、ポロポロ涙を流してくださる。
観客の笑いと涙、これは戯曲を書く人間にとって最大、最高の勲章です。
これが昭和庶民伝三部作そもそもの始まりです。
これはいわば私戯曲のようなもの。
戦争の影が日ごとに色濃くなっていた昭和15年、太平洋戦争開戦の前年、
東京・浅草の小さなレコード店に集う人々を通して描いた作品です。
描く時代は決して明るいものではありませんが、
各場にちりばめられた当時の流行歌に載せて描かれた物語は、
涙と笑いに満ち満ちた懐かしい香りのするものなのです
―――井上ひさし
公演日程・チケット情報
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